保険は原則として適用対象外なので金額はすべて自己負担となる
早漏治療をする場合、医療機関からは高い金額の治療費を請求されます。
もし、ここに保険を適用させることができれば、高い金額となる治療費用の自己負担分を患者の年齢や所得に応じて、1~3割に相当する金額まで減らせるようになります。
しかし、早漏治療においては原則としてできないと考えておいたほうが良いです。
我々が日常の中で保険適用と言っているものは、正式には「療養の給付」といいます。
公的医療保険において療養の給付を受けるためには、厚生労働大臣が保険医療機関に指定している所で、傷病改善が目的の治療を厚生労働省が承認している薬や機器を用いて行うことが条件となっています。
保険診療が認められる疾病の治療は、症状を放っておくと日常生活の維持に影響が出る可能性のあるものが多く、早漏治療はこの要件にあてはまらないため保険は適用されません。
早漏は、放置すると性行為の際に影響が出ますが、日常生活に支障をきたすほどのものではないからです。
早漏治療を受ける場合の家計への影響を抑えるには
高い金額になる早漏治療費用を一括で支払おうとすると、患者によっては家計に大きな影響を与える可能性があります。
もし、家計への影響を抑えたいのであれば、分割払いの利用を考えましょう。
分割回数が多くなれば早漏治療費用の支払い期間はながくなりますが、1回あたりの支払金額は少しずつになるため、無理のない形で料金を払い込んでいくことが可能になります。
今日では、早漏治療を行っている医療機関の多くで料金を分割払いできるようになっています。
主に選ぶことができる分割払いの方法はクレジットカード決済と医療ローンで、前者より後者の方がはるかに分割回数を多く設定できます。
どちらも利用するためには信販会社の審査を受けて、承認が得られなければなりませんが、両方とも選ぶことができるのであれば、より1回あたりの支払金額を少なくさせることができる医療ローンがおすすめです。
ただし、支払期間中に利息が発生し続ける分、総支払額が通常の現金一括払いの場合より多くなることには留意が必要です。
まとめ
早漏治療を受ける場合にかかる高額の治療費は、原則として保険の適用対象外となっていることから、全額を患者自身が負担しなければなりません。
全額を一括で支払おうとすると家計への影響が大きくなる可能性がありますが、分割払いを選択すれば影響を軽減させられます。
早漏治療を行う医療機関で選べる分割払いの方法には、クレジットカード決済と医療ローンがありますが、後者の方が設定可能な分割回数の上限が多いのでおすすめです。